イラストもサッカーとか音楽とか得意ジャンルを持ったほうが強い。

017 / イラストレーター JERRY
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JERRYさんはサッカーのイラストが印象的なイラストレーター。彼が企業とコラボしているサッカーTシャツも昔からチェックしてて、アメコミみたいなイラストがカッコ良くて好き。ウェブサイトには長崎出身って書かれていたので、会うのは難しいと思ってたら、隣の駅に住んでいることが分かり、急遽お会いすることが出来たのです。

JERRYプロフィール

長崎生まれのイラストレーター。1991年講談社アフタヌーン四季賞、92年双葉社アクション新人賞を受賞し、以後マンガ家として活動。96~97年頃よりイラスト中心になり現在に至る。

なんでシゴトカンやってるの?

David Beckham Portrait

僕はサッカーが好きなんで、JERRYさんのイラストを昔から知ってるんです。今日はお会いできて嬉しいです。

僕のことを知ってるって、相当マニアックですね。あのー、普通、似顔絵師だったら、似顔絵師を紹介しようと思わないでしょ。なんで、シゴトカンをやってるんですか?

ああ、それは、僕が似顔絵だけで生計を立ててないから出来るとは思います。でも、小さいマーケットで、少ないパイを取り合っても仕方ないから、もっと業界を広めようと思って。

小さいんですか?

そう思います。ほとんどの人が似顔絵に興味ないと僕は思ってます。似顔絵師が集まるコミュニティ以外で、似顔絵の話題になることはないですから。 その現状が大きく変わることはないとは思うんですけど、僕は似顔絵を描いてるので、やってる人のコダワリが知りたいし、それを残すことに意味があると思ったんです。ある時から、僕の中で、アプトプットだけじゃなくて、プロセスとかコダワリを伝えることの重要性が高くなったのもあると思います。それに、インタビューは楽しいし、人に会う口実になるし、文章を書く題材にもなるので、いい趣味だと思いますね。

なるほど。

サイトのコンセプト

リオネル・メッシ似顔絵

似顔絵師の方が多いですが、僕で問題ないですか?

似顔絵師が多いのは、僕は似顔絵を描いてるから、より深い話ができると思ったからなんです。でも、やってると僕の考えも整理されてきて、オリジナルとコピー、完全コピーとデフォルメ、2次創作物の価値とかって、いろんなものに共通してるって思うようになったんです。

ああ、なるほど。

JERRYさんはイラストレーターですけど、似顔絵も描いてるしバッチリですよ。

中谷さんからメールをもらってシゴトカンを見たんですが、吉本の似顔絵を描いてる、ちたまロケッツさんは本当にうまいですね。ビックリしました。

おお、そうですか。本人が聞いたら、すごい喜ぶと思いますよ。追求しすぎると一般受けしないことってあるじゃないですか。自己表現とサービスのバランスって人それぞれだと思うんです。いろんな人がいろんな考え方を持ってるでしょ。そういう意見がオープンになることって、業界的にもいいんじゃないかと思ってるんです。文章を読むのが面倒な人も似顔絵だけでも見てもらえたらいいなと思ってて、それがこのサイトのコンセプトです。

なるほど。よく分かりました。

漫画家になった経緯

音楽雑誌レコードコレクターズのイラスト

ええと、今ってイラストレーターですよね?

いまはそうですが、最初は漫画家でした。でも、もともとイラストもやりたかったんです。漫画もちょっと行き詰まったので(笑)。

そうなんですか。僕は知らなかったんですが、月刊漫画ガロという雑誌で描いてたんですよね?

そうそう。ええと、94年だったかな。もう17年前ですね。

僕が大学生か高校生の頃ですね。どういう経緯で漫画家になったんですか?

最初に漫画を描いたのは田舎にいたときで、3つぐらい描いて出版社に送ったんです。それがたまたま載って、これはイケるんじゃないかと思って。

それは社会人になってからですか?

いや、学生のときです。僕は就職が決まってたのに、単位が1つ足りなくて卒業できなかったんです。 それで、最後の1年って単位1つだけなので暇でしょ。それで、漫画でも描こうかって思って投稿したんです。もともと漫画が好きで、高校の時もクラスの友達をネタに描いたりしてたんです。ただ、本格的に描いたのは、そのときが始めてだったので、本当はB4で送らないといけないのに、A4で送ったりめちゃくちゃでしたね(笑)。

それが掲載されたんですよね。すごいですよね。

たまたまですよ。送ったのは、卒業間近の1回だけなんですが、それで出版社の方ともやり取りするようになって、「東京に来るなら、持ち込みに来なさい」って言われてたので、東京に来たときに、出版社に通ってたんです。

就職はどうしたんですか?

結局、就職はしなかったです。でも、親には就職したって言って、東京でバイトを見つけて、漫画の持ち込みをしてたんです。それで、主婦と生活社という出版社の雑誌で描いてたんですが、その雑誌がなくなったんです。

それでどうなったんですか?

それで、講談社のアフタヌーンの四季賞っていうのに応募したら、賞が取れたんです。それで、担当者がついて、いろいろやってみたんですが、うまくいかなくて。

何がうまくいかなかったんですか?

僕はショートコミックがやりかったんですが、その頃は編集者に「毎回読み切りのショートコミックでは先々しんどくなるよ」と言われてたんです。 当時は僕も若かったので、いやいやいや、みたいな感じで納得しなかったんですが、今になってみると編集者の言ってることもよくわかります。

なるほど。確かに連載モノのほうが続けやすそうですね。

そうなんです。それで、講談社がうまくいかなかったので、次に双葉社のアクションに応募したら新人賞を取ったんです。ショートコミックを掲載する機会を頻繁にいただけるようになったんですが、それをやりながら、ガロにも出してたんです。

2つやってたんですね。にしても、すぐ賞を取るのがすごいですね。昔はイラストは全然描いてなかったんですか?

そうですね。その頃はイラストの仕事はしてなかったです。ただ、ガロに載りはじめてから、イラスト依頼が来るようになったので、たまに描いてました。

イラストレーターになった経緯

嵐の似顔絵1

どういう経緯でイラストレーターに変わったんですか?

嵐の似顔絵2

江口寿史さんが出したCOMIC CUEて知ってます?

はい。知ってます。

あの雑誌を作るときに、声をかけてもらったんです。それで、「好きに描いていいから」って言われたから、本当に好きに描いたんです。それで、完成した本が送られてきて、あらためて客観的に自分の漫画を読んだら全く面白くないんですよ。(笑)。

コミック・キュー Vol.1

わははは。

さっき、「突き詰めすぎると、一般性がなくなることがある」って言われてたけど、まさにそうなんです。描いてるときは頑張って描いたんですが、読んでみると、読む人の方を向いてない独りよがりな感じがして、何やってんだろうと思ったんです。他の人の作品と見比べておのれの限界を知ったというか。それで、もう漫画は止めようと思ったんです。

スゴイ理由だ。それで、漫画を止めようと思って、どうやってイラストの仕事にシフトしていったんですか?

どうだったかな。特にイラストの仕事に切り替えますよというアナウンスはしてないと思います。たまたまライターさんとか編集プロダクションの人とかにイラスト仕事を頂いたのが継続していくうちに、自然にイラストレーターにシフトしていった感じですね。

似顔絵を描くようになった経緯

なんで似顔絵を描くようになったんですか?

COMIC CUEの漫画を見た音楽雑誌の編集者から声がかかったんです。レコード・コレクターズっていう雑誌で、今もたまに描いてるんですが、ビートルズ特集やるから描いてって言われたんです。たぶん、それが最初だと思います。それで、ミュージシャンの似顔絵を描くようになったんです。

仕事がキッカケなんですね。

Illustration of the Beatles

そうですね。その後、黒人のブルースの連載記事で毎月黒人ミュージシャンの似顔絵を描かせてもらって、描いてると、だんだん自分なりにコツがつかめてきて。

海外の人のほうが描きやすいんですか?

そうですね。だから、今から似顔絵やります。って感じじゃなくて自然に似顔絵を描くようになったんです。

イラストの仕事の中に似顔絵があったんですね。イラストと似顔絵に境界はないんですか?

なかったですね。でも、今見ると、最初のビートルズは似顔絵とは呼べないですよ。似てないですから(笑)。

わははは。僕のまわりにイラストレーターが結構いますけど、似顔絵は種類が違うから出来ないっていう人ばかりですよ。

でも、似顔絵できると仕事が取りやすい部分もあると思いますよ。もちろんイラストだけで食っていける人はそれでいいと思いますけど、僕の場合は、似顔絵もやることで仕事の幅が広がるというか救われました。ただ、似顔絵は簡単に描けると思われてる所もあって便利屋っぽく扱われる時もあるのでその辺り難しいところもありますけど。

サッカーのイラスト

サッカーのイラストはどういう経緯で描くようになったんですか?

ええと、フットサルとサッカーウェアのブランドの会社から、「コラボしませんか?」って声をかけてもらったんです。

そのときは、もうサッカー選手を描いてたんですか?

はい。ワールドサッカーダイジェストとスターサッカーという雑誌で描いてました。

スターサッカーなんてサッカー雑誌あるんですか?知らないです。

あまり長く続かなかった雑誌なんです。サッカーを中心に食文化とか音楽とかカルチャー方面を絡めた斬新な雑誌だったんですが、その分、もしかするとコアなサッカーファンにとっては、サッカー的な部分が少し物足りなく映ったかもしれないですね。

微妙なポジションだったんですね(笑)。

でも、ものすごいいい雑誌だったんです。そこで描いてるのを見て声をかけてくれたんです。

基本的にいつもそんな感じなんですね。どこかで仕事すると、それを見た人から、仕事が来るみたいな。

そうですね。

すばらしいですね。僕はサッカーのイラストはめっちゃ好きです。

サッカーはオフィシャルの似顔絵も描いてるんです。FC東京のポポビッチ監督の会場販売のグッズを去年の夏ぐらいに描きました。

そうなんですか。見てみたいです。日本人は描いてないんですか?

石川直宏選手の似顔絵を描きましたね。FC東京はスカパーにオフィシャル番組があって、今月のMVPってコーナーがあるんです。そのプレゼントに描かせていただきました。

それはどこかで見れるんですか?

見れないですね。

ああ、残念・・・。JERRYさんってエージェントがいるんですか?

サッカーに関してはエージェントがいて、サッカー関係で商品化する場合は、全部そこが窓口になってくれてます。

じゃ、営業マンがいるみたいな感じですね。

そうです。ものすごい優秀なんです。

いいですね(笑)。

イラストの描き方

プレミアリーグのイラスト

イラストは何で描いてるんですか?

基本はピグマっていう普通のペンです。漫画時代からずっと。紙に描いてスキャンしてPhotoshopで加工してます。中谷さんは何で描いてるんですか?

最初は紙で描くんですが、Illustratorで調整してます。

ああ、ベジェで?僕はベジェが使えないんです。何回もチャレンジしたんですが、できないんです。線をちょっと曲げたいのに、できないんです。どこをどうすればいいのか分からない・・・。

わははは。

やってると、カタチがどんどんおかしくなってイライラするんです。ベジェ曲線の本は今まで3回ぐらい買ってますが、未だに分からない。

わははは。でも、ベジェで描くと、こんな感じにならないですよ。

あ、そうですか。

僕はアナログで描いてるこの線がカッコいいと思いますけどねえ。

うーん。でも、ベジェの無機質な感じも好きなんです。ただ、もう諦めました。あれは、本当に敷居高いですよ。

いや、それは頑張ったら越えられる壁ですよ(笑)。

そうですかね、Illustratorってソフトの考え方が数学的でしょ。だから、僕にあわないんだと思うんですよ。他にもなんかうまくいかないんですよ。

Photoshopはやりやすいんですね?

そうそうそう。Photoshopは楽しい。Illustratorは・・・。

昔に漫画を描いてた時ってデジタルの時代じゃないでしょ。だから、パソコンの使い方を習得したんですよね。全然抵抗なかったんですか?

なかったですね。僕のイラストってベタでしょ。でも、色を塗るのがすごい苦手だったんです。だから、Photoshopのバケツツールで塗れるのがすごい楽しくて。

Photoshopは便利だったんですね。

そうですね。でも、他人のタッチが羨ましいので、筆のタッチとか見たらカッコいいと思って、やりたくなるんですが、できないんですよね。

JERRYさんのイラストはカッコいいですけどね。やっぱり誰でも他がいいように見えるんですね。

似せるということ

ディエゴ・マラドーナ

似せることに難しさはないんですか?

外人の似顔絵は、全く苦手意識はないんですが、日本人を描けと言われると緊張しちゃいます。

外人は似せるのに苦労ないんですか?

そうですね。結果的に似てるかどうかは分からないですよ。でも、自分の中では描きやすいんです。

すごいな。

シワが多いとか、そういう人は描きやすいですけど、ツルンとした顔が描きにくいです。

だから、外人のほうが得意なんですね。そういえば、日本人の似顔絵を見たことないです。

日本人も結構描いてはいるんです。宝島が出してたJポップ批評って表紙で、ブルーハーツとかドリカムとか、ポルノグラフィティとか苦戦しながら描いてました。特にジャニーズの嵐のときは、みんなシワがなくて綺麗な顔してるので表現するのが難しかったです。だから、ちたまロケッツさんの似顔絵を見たときにビックリしたんです。こんなにシンプルなのに、似せられるんだって。

彼はスゴイですよね。趣味で似顔絵を描くこともあるんですか?

ありますよ。自分のサイトのサッカー選手ギャラリーは、趣味で描いたのも多いです。試合の中継を見てて、思いたったように描いたり。

そうなんですね。

でも、次の日に見て、やっぱり似てないから削除みたいな(笑)。

やっぱり似せることに対してこだわるんですね。僕は、イラストレーターの方は、似てる似てないよりも、イラストの完成度が重要なんだと思ってました。

ああ、もちろん、それは大事でしょうね。多少似てなくても完成度が高い絵には惹かれます。自分もそういうところを目指してはいるんですけど、でも結局似てる似てないの部分にこだわったりする部分もあるし、絵全体の完成度とのバランスが上手く取れないというか。

JERRYさんの絵は完成度が高いと思いますけどねえ。

いやいや、高くないですよ(笑)。それは悩みの種ですよ。完成度の高い絵を見るたびに、嫉妬嫉妬ですよ(笑)。

僕のレベルでは分からないです。

似顔絵師はすごい!?

僕の主観ですが、イラストレーターが描いた似顔絵のほうが商品価値が高いと思うんですよ。だから、JERRYさんのように似顔絵まで描かれると脅威だと思うんですよね。

うーん。でも、やっぱり似顔絵のプロはすごいですよ。特に似顔絵って、アマチュアでもスゴイ上手い人が多いでしょ。

いますけど、プロのイラストレーターから見ても、そうなんですか?

そうですよ。まともにやったらかなわないですよ。だから、似顔絵一本でやるのは僕はムリ。似顔絵だけでやってる人は、本当にすごいと思う。

似顔絵を見る機会ってあります?

画像を探すと、ウェブ検索でガンガンひっかかってくるでしょ。

ああ。そうか。

結構出てきますよ。そういうのを見て、こんなうまい人がいるのかってイヤになる時がありますね。もちろん、自分の方が上手く描けると思う時もありますけど。

でも、JERRYさんみたいな似顔絵はないでしょ。

ああ。でも、僕は人が羨ましいんです。本当に、自分がいいなと思う絵を見ると、落ち込むので、なるべく見ないようにしてます(笑)。だから、シゴトカンでも、ああいう感じで並べられるとねえ、うーんと思いますね。見る側としては、壮観でしょ。でも、あそこに自分のイラストが並ぶと思うと複雑な気持ちですね・・・。

ええ、そうなんですか。僕からしたら、全然違うし、JERRYさんのイラストはかなりカッコいいですよ。

もうね、極端な話、自分の絵があまり好きじゃないんですよ。

ああ、そうなんですか。実は僕もあまり自分の絵は好きじゃないんです。でも、昔に比べると、その気持ちは小さくなりました。

いい傾向ですね(笑)。

僕は本業じゃないっていうコンプレックスがあるし、うまい人はいっぱいいるし、その差も分かってるんです。でも、描いたら喜んでくれる人がいるから、それなら頑張ろうかなと思えるようになりましたね。 JERRYさんは別領域にいると思ってたから、他の人にコンプレックスを持ってるのが、驚きですよ。

でも、ただうまいだけだと、心に残らないですよね。やっぱりちょっと癖があるというか、その人の世界があるというか、音楽でもサッカーでもいいんですけど、こだわって描いてると惹き込まれますよね。

そうですね。表れますもんね。JERRYさんはサッカーが好きなのは表れてますよね。

本当ですか。サッカー好きな人に言ってもらえると嬉しいですね。

得意ジャンルを持つほうがいい

Mo’ Funky Blues new standardsのイラスト

やっぱり自分の得意なジャンルがあると強いですよね。僕は似顔絵って顔だけじゃないと思ってるんですよ。例えば、猫背の人とか、ユニフォームをいつもパンツの外に出してる選手とかいるでしょ。そこまで知って描いたほうが、伝わるものが大きいと思うんです。

そうですね。バッジオは後ろ姿だけで分かりますもんね。

Portrait of Roberto Baggio

あれはみんな知ってるから描きやすいですね。だから、知らない人が写真を見て描くよりも、動きも知って描くほうが絶対いいものができると思うんです。そういう意味で、何でも屋よりは、例えば本当にスポーツが好きでスポーツ選手ばっかり描いてるとか、何かに特化してるほうが伝わるものも大きいと思うし、仕事も続けて貰いやすい気がしますね。

確かにそうですね。それは大きいと思います。

今後

イビチャ・オシム似顔絵

今後、やりたいこととかあるんですか?

そうですね。政治家とか、力士も描きたいんです。相撲も好きなんですよ。

そうなんですか。

浮世絵までいかなくても、ああいうベタなタッチで相撲取りを描きたいんです。ただ、日本人が苦手でしょ。それに、相撲取りってすごいノッペリした顔だし(笑)。

わははは。

錦絵が好きで、カッコいいなと思ってて。似顔絵で言うと、和田誠さんとか、山藤章二さんですか?ああいう人が描く似顔絵って本当にすごいですね。最終的には、あんな絵が描けたらいいなって思いますね。

やっぱり似顔絵のウエイトが高いんですね。

そうかもしれないですね。ああいう感じで、政治家とか描けたらいいですね。週刊文春とかああいう雑誌の挿絵とか。政治家ぐらいになると、日本人でもシワが多くなってくるので、描きやすいと思いますね。

政治家も特徴ありますもんね。やりたいことが、本当に似顔絵師っぽいですね。

そうですか。

ギャル曽根の似顔絵

僕はJERRYさんの漫画のショートストーリーがアニメーションになったら面白いと思いますね。

そうですね。これから電子書籍とかになると、挿絵がちょっと動いたりとか、もっとインタラクティブになると思うんですよね。いきなりフルアニメーションじゃなくても、ワンカットでも、動きを入れていきたいですね。

それはできるんじゃないですか。すでに、GIFアニメとかも作ってますもんね。

そうですね。もっといろいろやりたいんですけどね。ベジェもできない人間なので。不安が多いです(笑)。

まとめ

今日は本当にありがとうございました。思いのほか、JERRYさんが似せることにこだわってて驚きました。似顔絵を描きだすとそうなるのかな。それに、僕はJERRYさんの絵が好きなので、本人が納得いってないのも驚きでした。

ああ、そうなんです。こればっかりはなおらないでしょうね(笑)。

いろいろやりたいことがあるようなので、ぜひやって欲しいですね。

はい。そうですね。流れに身を任せつつ頑張ります。

(2013年1月10日 日吉駅前カフェ)

あとがき

僕の中で、漫画家の人ってすごいクリエイティブなので、似顔絵のジャンルに入れられたら、怒られるんじゃないかと実はビビってました。経歴も今までの人と違うので、今回のインタビューは全然違う展開になるかと思ってたら、予想以上に似顔絵のウエイトが高い人でした。 僕だけじゃなくて、JERRYさんのイラストが好きな人って多分いっぱいいると思うんですが、本人の満足度はまだまだのようで、それが一番の驚きでした。世間の評価と自分の評価って違うものですね。たぶん、いろんな人と仕事をしてきて、理想がめちゃ高い気がしますし、結果を出してる人は、謙虚な人が多い気がしました。

あと、僕もそうなんですが、似顔絵を描くようになると、「似せる」ことのウエイトがどんどん上がっていくものなんでしょうか。別に「似てなくてもいいでしょ、可愛ければ、カッコ良ければ」って思ってカッコイイ似顔絵を描いてる人もいると思うんですが、まだ出会えてません。そういう人がいてもいいと思うのですが。 今回のイラストはサッカー好きじゃないと全然分からないかもしれないです。でも、僕は好きなイラストを紹介できてハッピーですw。

(インタビュアー:

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